翻訳と辞書
Words near each other
・ Journal of Medicinal Chemistry
・ Journal of Mineralogical and Petrological Sciences
・ Journal of Oral and Maxillofacial Surgery
・ Journal of Organic Chemistry
・ Journal of the American Chemical Society
・ Journal of the American Medical Association
・ Journal of the London Mathematical Society
・ Journal of the Physical Society of Japan
・ Journal of Visualized Experiments
・ Journal@rchive
・ Journaled File System
・ journalese
・ journalism
・ journalist
・ JOURNEY
・ Journey
・ journey
・ Journey through the Decade
・ Journey to the Rock
・ journeyman


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

Journaled File System : ウィキペディア日本語版
Journaled File System

JFS (Journaled File System) は、IBM が同社の商用 UNIX である AIX v3.1 に実装した 64ビットジャーナリングファイルシステムである。 OS/2eComStation にも実装され、その後オープンソースとして公開、Linux に移植されている。HP-UX にも JFS という名称のファイルシステムがあるが、これは VxFSOEM である。
AIX の JFS には ''JFS''(''JFS1'')、''JFS2'' と呼ばれる2つの世代の JFS がある。他の OS では第2世代の JFS が実装され単に ''JFS'' と呼ばれている。 ''JFS in AIX''と呼ばれるものは、JFS1を指す。
== 歴史 ==
1990年2月 IBM は AIX 3.1 向けに JFS をリリースした(現在 ''JFS1 on AIX'' と呼ばれているもの)。JFS はその後10年間 AIX のメインのファイルシステムとして多数の AIX システム内で用いられた。JFS1 は AIX のメモリ管理と深く結びついている。こうした設計はプロプライエタリの OS でよく見られるものであり、ファイルシステムが一つの OS だけでサポートされる典型例である。
1995年、マルチプロセッサのサポートと性能向上、複数の OS で使用可能な移植性の高いファイルシステムにするための改良が始まる。1999年4月、新しい JFS が OS/2 Warp Server for e-business に、2000年10月には OS/2 Warp クライアントに向けてリリースされた。
1999年12月、OS/2 の JFS ソースコードがオープンソースコミュニティに提供され、それを受け JFS の Linux への移植が始まった。2001年6月、''JFS for Linux'' の最初の安定版がリリースされた。〔この活動と平行して1997年、 JFS 開発チームの数名が AIX OS の開発チームに戻り、新しい JFS を AIX に移植する作業を始めた。2001年5月、改良された ''JFS(JFS2)'' は AIX 5L で利用可能となった。〔〔
2008年初頭、JFS のメンテナンスに IBM は関心が無いので、商用環境では用いるべきでないという噂が流れた。〔Re: which to use: ext3, JFS, XFS, ReiserFS? 〕 これに対し IBM の Linux テクノロジーセンターのメンバーであり ''JFS コアチーム''のメンバーでもある Dave Kleikamp は、彼らはJFSについて Linux カーネルの変更に追従し、潜在するバグを直そうとしており、いくつかのディストリビューションはさらなるコミットメントを彼らに期待していると説明した。〔SourceForge.net: jfs-discussion

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Journaled File System」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.